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どうもー!おっちょころぐです!
先日、大好きな俳優さんが出ている舞台「Mercury Fur」を観に行ってきました。
吉沢亮さんと北村匠海さんが兄弟役なのですが、実際に兄弟と言われても納得いくお二人。かっこいい、、、♡笑
出演者所属の先行抽選(会員制)でチケットに当選したのですが、前から5列目の真ん中という最高の席でした。双眼鏡なしでハッキリ見えるので、ストーリーに集中しやすい。(双眼鏡使うと、顔をよく見たいという欲とストーリーをちゃんと観たいという欲で中途半端になってしまうことが多いですw)
講演前にあらすじを見ましたが、あまり理解ができず「バタフライ」って何?なんか怪しそうなパーティだなくらいしかわからず。ポスターなどの雰囲気からして暗そうな話なのはなんとなく感じていました。
ストーリー
ボロボロの部屋に兄弟がやって来る。パーティの準備にかかるが、そこに1人の男が突然顔を出し、「バタフライ」が欲しいので手伝うと言う。しばらくするとローラと呼ばれる美しい人物が現れる。そしてもう1人、このパーティの首謀者らしき男と謎の婦人がやって来る。彼らはパーティのためにそれぞれの役割を、異常なほどの饒舌な会話を交わしながら行う。やがて、パーティゲストがやってきて、パーティプレゼントが用意されるのだが、パーティプレゼントの異変により、パーティは思わぬ展開に…
引用:世田谷パブリックシアター
上演時間は約2時間15分(休憩なし)。思った以上に内容が重く、色々な問題について問われているように感じました。一人一人が色々な問題を抱えた個性の強い役でそれを演じていたので、ストーリーに入り込みやすかった気がします。また、あらすじにもあるように、本当に饒舌に会話が繰り広げられていくので、ついて行くのに必死でした。笑 すごいセリフの量、、、!内容が内容なだけに、見終わった後は気持ち的には「ズンっ」と沈んでしまいましたが、それだけ見入ってた証拠ですよね。
以下ネタバレになります!閲覧ご注意ください。
結局バタフライはドラッグ的なもの。パーティは私欲の児童虐待のために用意された闇パーティ的なもの。その背景には近い将来、原子爆弾投下の恐れがあるのでその情報を手に入れるために開かれたということが描かれていました。他にも兄弟愛や生死についても伝わるものがある作品でした。
テーマとしては重めですが、考えさせられることも多く、また主演お二人の顔の良さと演技の上手さに見惚れてしまいました。途中、北村匠海さんが少し歌うシーンがあるのですが、やはり少しだけでも「うまっ👏」となるレベルでした。弟役(16歳設定?)で薬物(バタフライ)をやっているからか思ったよりも声が高く、最後までその高さを維持するのしんどそうだなぁと思いながら見ていましたw吉沢亮さんは常に声を荒げていた印象、、、。出演者8名の作品でしたがまともな役の人が1人もいませんでしたwみんなどこかおかしいw
まとまりない感想になってしまいましたが、たまにはこういうテーマの作品もいいなと思いました。次は城田優さんが演出&主演を務める『カーテンズ』を観劇に行ってきますので、また感想をアップしたいと思います。